バスケチームを結成したときにはロゴを作成しておくと様々な目的で活用できます。ロゴを作るメリットとしてどのようなものが挙げられるのかを知っておきましょう。また、ロゴを作成するには様々な方法があります。個々の方法のメリットやデメリットを理解して、どのようにしてロゴを作ったら良いかを考えられるようになりましょう。
⇒illustratorでロゴを作成する場合に覚えておくといいこと
バスケチームがロゴを作るメリット
バスケチームがロゴを持っていることはよくありますが、ロゴを作成するとどのようなメリットが生まれるのでしょうか。第一に挙げられるのはチームとしての団結心を高められることです。チームメンバーがなぜそのバスケチームで活動しているかは個々に異なるでしょう。
たまたま目に付いたチームがこのチームだったということもあれば、このチームで活動するのにこだわりがある人もいるはずです。目的意識が違っていると同じ目標に向かって協力するのが難しくなりがちですが、ロゴを象徴とすることで団結力を高められます。
同じチームの一員だという意識を強めることができるため、他のチームメンバーの意向も考慮して活動することを促せるのです。また、ロゴを作ることによってユニフォームのデザインもしやすくなります。基本的にはロゴをベースとしてデザインを作り上げれば良いからです。
ユニフォームはチームの結束力を高めるために欠かせないものなので、ユニフォームをデザインする段階でロゴを決めておくと役に立ちます。逆にロゴを決めた時点でユニフォームを一新するのも合理的な考え方です。もう一つ重要な点として挙げられるのは魅力的なチームメンバーを募集しやすくなることです。
ロゴはチームを象徴するものとして捉えられるため、そのロゴから受けるイメージに共感する人が集まりやすくなります。バスケサークルなどでは誰でも気軽に参加できるようにしてしまったことが原因で、統率感がなくなって活動レベルが低くなってしまうことも少なくありません。
同じ感性を持っているメンバーが集まると目的意識も共有しやすく、互いに協力し合う気持ちが生まれます。ロゴから受けるイメージはその考え方を反映するものになるため、メンバーとしてぜひ迎え入れたいような人が集まりやすくなるのです。
また、ロゴが格好良いからメンバーになりたいという人も出てくる可能性があります。人材不足でバスケチームとして活動するのに四苦八苦しているというときにはロゴを作ることで解決できることもあるのです。
デザインにこだわって作成する必要があり、場合によってはデザイナーに依頼してコストをかけなければならないかもしれません。しかし、結果としてチームのアクティビティが高まり、飛躍的なレベルアップを実現できる可能性も秘めています。
メンバー不足のケースだけでなく、チームの成長を促せるようなメンバーを獲得したいというときにもロゴが役に立つでしょう。
実力が伴うと意義が大きくなる
ロゴを活用するメリットは実力を伴うようになると飛躍的に高まります。大会で結果を出せるようになると実力がある人がメンバーになりたいと考えて応募してくることが増えるでしょう。そのモチベーションを高めるための要素としてロゴが役に立つのです。
ロゴはチームを象徴するものなので、その価値を背負うメンバーになります。その責任感を持たされることが心地良いと感じる人も多く、適度な緊張感を持って活動に取り組めるようになるでしょう。少なくともバスケチームを結成してから実力を付けて、結果を残せるようになったときにはロゴを作成した方が良いのです。
ロゴを作成する代表的な方法
バスケチームがロゴを作成するときには大まかには二通りの方法があります。チームメンバーの中にデザインに長けている人やセンスがある人がいれば作ってもらうのが簡単な方法です。特にチームメンバーとしての経歴が長く、他のメンバーのことも良く理解している人なら誰もが満足するロゴを仕上げてくれるでしょう。
一方、専門業者に依頼してロゴをデザインしてもらうことも可能です。プロが作れば秀逸なデザインになるのは明らかで、魅力を感じてメンバーになりたいという人が増えると期待できます。どちらが良いかはケースバイケースなので、具体的にメリットとデメリットを確認しておきましょう。
作成方法によるメリットとデメリットの違い
チームロゴをメンバーに作成してもらう方法はコストがかからず、メンバーの意向を反映したデザインに仕上げられるのがメリットです。一人に任せずにメンバー全員で討議をしながらデザインを決めることもできます。
ただ、意見がまとまらずにロゴが決まるのに長い時間がかかってしまうことが多いのはデメリットです。特に様々な目的意識を持っているメンバーが集まっているときには意見が収束せずに苦労してしまうことは否めません。
最終決定をするときに多数決にするか、全員が合意するまでデザインを考案し続けるかといった点も議論になりやすく、いつまでもロゴができずに困ってしまうこともあります。専門業者に依頼してチームロゴを作成する方法はクオリティーの高さが担保されるのがメリットです。
デザイナーが手掛けてくれるため、素人ではなかなか思いつかないようなデザインに仕上がります。不満がある場合には指摘するだけで改善してくれるので、何度もやり取りをしていくとメンバー全員が納得するロゴに仕上げられる可能性もあるでしょう。
スピーディーに仕事をしてくれるため、短期間でロゴを作れるのも魅力でしょう。
しかし、業者に依頼すると大きなコストがかかるのがデメリットです。数十万円といった価格になる場合もあるため、その費用をいかにして工面するかが大きな課題になります。
ロゴを作成するタイミングも考えておこう
バスケチームを結成する時点でロゴを作成する必要はありません。最初からロゴを作っておいて、そのロゴから受けるイメージに共感してくれるメンバーを集めていくという方針を立てることもできますが、適切なタイミングが来たらロゴを作るということも可能です。
大会で結果を出せたときや、メンバーを増やさなければならないときなど、タイミングにも様々な候補があります。将来的に大きなチームとして活動できるようにしたいならロゴを作った方が良いと考えるときが来るでしょう。
そのタイミングで速やかに作成に取り掛かれるように準備しておくのが賢明です。